東大阪市のイベント
東大阪

 こさかJAZZ Street 東大阪市の近鉄奈良線沿線の音楽イベント。プロ・アマのJAZZミュージシャンと市民の交流イベント「東大阪こさかJAZZ」

東大阪こさかJAZZ 音楽文化の発展と地域活性化 サイトマップ

東大阪こさかJAZZとは 音楽 こさかジャズの活動内容 kosakajazz こさかJAZZストリート実行委員ご挨拶 音楽祭 こさかjazzの過去の催し 東大阪市情報 小阪ジャズの運営・後援・協力 小阪 東大阪こさかJAZZへのお問い合せ こさかじゃず 東大阪こさかJAZZ
小阪ジャズストリート

HOME > こさかジャズを楽しむために > 音楽の3要素からジャズを語る 第二話 リズム(その1)
東大阪のイベント Kosaka Jazz Street
東大阪市 参加ミュージシャン
バンド
ライブムービー
バンド
ライブムービー
こさか
スタッフ募集
バンド
出演者募集
ジャズ
協賛企業募集
音楽
交流
MAP
おんがく
フェイスブック

ジャズを語る

リズム(その1)

おさらい

 前回は「誰でも知ってるスタンダードナンバーを使って、お客さんもいっしょにおいらのアドリブをいっしょに楽しんでもらうぜい!」みたいなことを考えてジャズミュージシャンは好んでスタンダードナンバーを演奏するという話を書きました。

 彼らは自分自身もそして聞いているひともシビれるアドリブをせんがため。けれど、もちろんアドリブの前に奏でられるメロディーの演奏も決して手を抜きません。それはそれで情感たっぷりに歌い上げてこそ、その後に続くアドリブが輝くからです。

 しかし、なんだかんだと言ってもポップスは嗜好の均一化圧力の産物だと思うのです。そういうものを逆手にとって、どこにもないオレ流のメロディーを作ってしまおうというんだから、ジャズミュージシャンというのは体制内の反逆者というか、都会に巣食うひねくれ者というか、そういう軟弱な不良的なところがモテるのかもしれません。

 さて、今日はジャズにおけるリズムです。ジャズにおけるリズムと来れば、もう黒人のひとたちが主役。ということで、本題に入る前から寄り道をしたいと思います。


ジャズと黒人たち

 「奴隷としてアメリカに連れて来られたひとたちが生んだ音楽といえばジャズでしょう!」というのが一般的な捉え方だと思いますが、実は、彼らは渡辺和子の「置かれた場所で咲きなさい」を地でいくように、カリブ海の島々や南アメリカと連れて行かれた先で根を下ろし、いろいろな音楽を生み出します。

 代表例としてアメリカのジャズを取り上げてみます。

ニューオリンズ ジャズが誕生したのは20世紀初頭あたり。場所はアメリカのルイジアナ州のニューオリンズです。ニューオリンズは貿易港ですから、白人やアフリカから連れてこられた黒人や白人と黒人のハーフであるクレオールと呼ばれるひとたちがいました。白人でもなく黒人でもないところに位置していたクレオール。黒人ほどあからさまな差別を受けることなく白人社会に受け入れられそこそこ豊かな暮らしをし、中にはクラシックの音楽教育を受けたひとたちもいた。ところが、彼らの生活環境が激変する事態が起こったのです。それは奴隷制の廃止から始まる人種差別です。19世紀末、南部で人種隔離政策が立法化され強烈な差別が行われるようになりました。この時、クレオールは白人コミュニティを追われ、黒人コミュニティに溶け込まざるを得ないような事態が起こりました。そこでクレオールと黒人たちとの文化交流が行われジャズが生まれました。


置かれたところで咲いた花はそれぞれ違う

 さて、17世紀から19世紀にかけて、およそ1,200万人のアフリカ黒人がアメリカ大陸へ連れてこられたが、そのうちアメリカ合衆国に連れてこられたのはたった5%だそうです。その他の黒人たちは、カリブ海や南アメリカで白人たちの音楽文化と混交し、サルサ、ボサノバ、レゲエ、タンゴなどいろいろな音楽を生み出しました。

 アメリカ合衆国建国の原動力となったのは、イギリスでの弾圧を逃れ新大陸を目指したピューリタン。彼らはなににつけても生真面目。そういう精神性が黒人奴隷に対する容赦ない扱いにつながっていったのかもしれません。反乱や脱走を恐れた奴隷主は黒人同士言葉が通じないように言語が異なる黒人でグループを住まわせたり、宗教もプロテスタントしか認めなかったそうです。その結果、黒人たちが持っていたアフリカ文化の伝承はほとんど途切れてしまったと言っていいでしょう。

 一方、カリブ海の島々や南アメリカに連れてこられた黒人の扱いは緩やかで、白人とは異なった生活空間で種族ごとに暮らすことができました。例えばキューバでは奴隷として支配されている間もヨルバ族やイボ族といった部族で共同体をつくりアフリカの文化を伝えてきました。

 ここらあたりの事情がリズムに大きく影響を与えるのです。そのあたりの話はまた次回。



ニューオリンズではお葬式もジャズが登場します。プレイヤーたちが被っている帽子はバスの運転手の帽子らしい…なぜかわからないところが異文化と触れ合うたのしみ。

ではまた。

Copyright 桑島 紳二(大阪商業大学教授)
東大阪市の地図
大阪府東大阪市の近鉄奈良線界隈の市民と商店・企業が創る音楽イベント「東大阪こさかJAZZ」
古くから、JAZZに縁のある小阪を中心に Kosaka jazz street festival を開催。楽しい空間と時間を共有しながら少しずつ拡大中!
ジャズコンボ・ビッグバンド・吹奏楽団・セッションユニットの生演奏のお祭り「こさかジャズストリート」。他府県の方も、どんどんお越し下さい。
東大阪市のイベント
こさかジャズ
小阪
おんがく
東大阪 こさか JAZZ ストリート

トップページ東大阪こさかJAZZについて活動内容実行委員会ご挨拶過去の催し運営・後援・協力
スタッフ募集広告についてお問い合せ

参加ミュージシャン募集
Copyright Kosaka jazz street festival All Rights Reserved.